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AED(自動体外式除細動器)を社内に設置いたしました!

2022.09.25 |

先日、AED(自動体外式除細動器)を社内に設置、
社員全員で使い方のレクチャーを受けました。


AEDとは電気ショックを与え(除細動)、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。

かつては救急隊員や医療従事者しかAEDを使用できませんでしたが、2004年7月以降、一般市民でも使用できるようになりました。

救急現場に居合わせた一般市民による応急手当(胸骨圧迫・人工呼吸・ AEDによる除細動)が実施される割合は年々増加しており、令和元年には、心肺機能停止傷病者の50.7%に一般市民による応急手当が実施されているそうです。


「何故AEDが必要なのか?」

心臓が停止すると、1分経過するごとに7~10%ずつ救命率が低下する*と言われています

従って、いかに早く処置を開始するかが救命の鍵となります。

「救命処置(胸骨圧迫・AED)と生存率」
突然目の前で人が倒れ、心停止状態になった場合、どのような処置をすればよいのでしょうか。

救急車の到着まで傷病者に処置をしなければ、10分後にはほぼ助かる可能性がなくなってしまいます。

しかし、胸骨圧迫とAEDの電気ショックによる適切な一次救命処置を迅速に行えば、10分後でも約60%の生存率を保つことができます*。

消防庁によると、119番通報から救急車の到着までに平均8.7分*かかります。

命を救うためには、「その場にいた誰か」の適切な胸骨圧迫と迅速なAEDの使用が必要なのです

使い方は、A4のシートにも丁寧に書いてありますが、
スイッチを入れると音声ガイダンスが流れます

心臓マッサージなど、蘇生を施す時の力の具合も、足りない場合は指示が出ます

心臓マッサージは思っていたよりもかなり力が必要で、
肋骨が折れてでも行わないといけないと聞き、驚きました。

使われないことが一番ですが、
もしもの時に生存率を上げられる大切なことなので、
社内だけでなく、お近くで万が一の時はご活用いただけたらと思います。


あいちAEDマップ
https://profile.maps.pref.aichi.jp/lib/map.php?mid=1100